9月のお月見の日、お団子を買うのを忘れた私(はにわママ)。
ふと思いついて、子供達におつかいを頼むことにしました。
行先は、近く(徒歩1,2分)の和菓子屋さん。
買うのはお月見団子。
ただ、どんなものが売っているのか分からないので「お月見にお供えする(食べる)お菓子を千円で間に合う範囲で選んで買ってきてね」とお願いしました。
ムスコとムスメの二人でおつかいをするのは初めて。
家の中で毎日毎日まいにちマイニチ競い合って喧嘩をしている二人。
だから、二人でおつかい中に喧嘩になったらどうしよう、というのが私の一番大きな懸念事項でした。
ミッションと注意事項をしつこいほど伝えた後、子供たちを見送り、
私は本人たちにバレないように(でも危ない時は守れる距離間を保ちながら)尾行しました←完全に不審者(笑)
マイバッグを持ったムスコとお財布を首に下げたムスメは、手をしっかりつないで、道路の端を和菓子屋さんまで一直線に歩いていきました。
なんというか、まったく危なげなく道路を歩いていることに驚きました。喧嘩どころか道草も一切せずただただ和菓子屋さんを目指して歩いていました。
使命感を背負った二人の後ろ姿は本当に頼もしかったです。成長したなぁ( ;;)
買い物を終えて無事帰宅した二人は、達成感に包まれたすごく良い顔をしていました。
そんな二人の表情を見ていたら、
『そうかー、子供って、任されることとか自分でやり遂げることが嬉しくて仕方ないんだなぁ。』
と感じると同時に
『最近、「お手伝いしたい」というムスメに時間がかかったり面倒だからと「明日ね、今度ね」と先延ばしにすることが多かったなぁ…
ムスコに毎日毎日同じことを先回り注意してばかりで小言ばばぁになってたなぁ…
時間がないふりをしているだけで、本当はやりたいこととやるべきことの整理が出来てないだけだったなぁ…』
など、自分の反省すべき行動が次々思い出されました。
あぁ、なんてこったぃ…。
『今の自分が一番やるべきことは、口出し手出しではなく「見守ること」だった。
もっと子供に任せて、子供を信じて、時間と心に余裕を持って接しよう。』
と新たに決意したのでした。
さてさて。二人が和菓子屋さんで買ってきたのは、くるみゆべし8個でした。
選んだのはムスコ。
くるみゆべしを選んだ理由は「パッケージに餅をついたうさぎさんが描いてあったから」とのこと。
なるほど(^^)
8個買ったのは「1000円持っていて、くるみゆべしは1個100円で、うちは4人家族だから、一人2個ずつにすればちょうどいいから」という理由らしいです。
公平性を重視する息子らしいお買い物でした(^^♪
二人とも「ゆべし」をあまり好まないと思っていましたが、
ムスコは自分で買ったからおいしい(^^)といって喜んで食べていました。
まぁ、ムスメは自分に正直なので、一口かじって「あとはパパ食べて」でしたけど(笑)
よきお月見でございました。