はにわ的コソダテ喜六

我が子の成長を4コマ漫画で記録して、記憶に残すためのブログ

断乳

 ムスコが1歳の頃、断乳したときの話です。

断乳の4コマ漫画



息子は1歳0カ月で断乳しました。

 

1歳のタイミングで職場復帰をするわけでもないのに

断乳した理由は、以下の通りです。

・夜中の授乳をしていたので、虫歯が心配だから

・有名なおばあちゃんの育児本に

「1歳前くらいからもうおっぱいはなくてもいいのよ」と

書いてあったから

・自我が強くなる前の方がおっぱいから離れやすそうだから

・授乳をやめたら夜中に起きなくなることを期待して

 

(※あくまでも、当時の私が考えた「断乳の理由」なので、

これを読んだ皆様も、「虫歯になるからやめなきゃ!」とか

一面的にとらえず、参考程度にしてくださいね。)

  

自分から飲まなくなる「卒乳」が理想なのかもしれないけど、

いつ訪れるか分からないその時をじっと待つのは

私には無理だった。

 

とにかく、夜眠れないのがつらいし、体力が持たない。

だから、子供の栄養面、精神面から授乳をやめても問題ない時期はいつなのか、

事前にいろいろ調べ、1歳で断乳しようと決めていました。

 

 

1歳当時の息子はとても食欲旺盛で、

与えたら何でももくもく食べる赤ちゃんでした。

だから、1歳0カ月でおっぱいをやめても

栄養面でも問題なさそうと考え、決行しました。

 

 

最後の授乳はおやすみ前に。

「これでおっぱいばいばいね」

と言ってから、授乳。

このかわいい姿を見られるのは最後かと思ったら、

さびしくなってきて。

しっかり目に焼き付けなきゃと、

ずっとおっぱいを吸う息子を見ていました。

 

そして、授乳が終わり、

寝入る息子。

 

 

 

ここからです、大変だったのは。

 

夜中。

おっぱいを求めて泣く息子。

いつもならすぐに差し出されるはずのおっぱいが

いくら泣いても出されない。

 

さらに激しく泣く息子。

 

抱っこしても立ち上がっても部屋を変えても泣き止まず、

 

ひたすらにおっぱいを求める息子と、

胸をズキズキさせながらあやす私。

 

息子の涙に、自分からもあふれそうな涙をこらえる。

 

本当に今でよかったのか、

こんなに欲しがってるんだからあげた方がいいんじゃないのか、

と湧き上がってくる迷いと心の痛み。

 

心の痛みに理性で答えを与えるために、

なぜ今断乳することに決めたのか、

上に掲げた理由を頭の中で何度も唱えながら

自身の決心が揺らがないように耐え続け…

 

激しく泣き続けて1時間半がたった頃、

息子は泣き疲れて眠りました。

 

 

長い夜が明け、翌日。

 

日中は問題なく過ごし、

迎えた2日目の夜は…

寝付く前と夜中に少し泣きました。

 

しかし、1日目の大泣きとは比較にならない弱レベルの泣き。

泣いてももうおっぱいはないって既に気づいていたのかもしれませんね。

 

その後、息子のおっぱい欲しい泣きは、3日目で落ち着き、

1週間程度で定着しました。

 

以降、おっぱいを求めることはなく、

断乳は成功しました。

 

 

 

生まれたての頃、口が小さいせいかなかなか上手に吸い付けなかった息子。

吸いついたと思ったら口からぽろっとはずれ、

顔におっぱいシャワーを何度浴びたことか。

 

次第に上手に飲めるようになり、

ペースが整い、

離乳食が始まって授乳回数を少しずつ減らし、

初めての誕生日を迎え、

おっぱい卒業。

 

完全母乳で育てた1年間。

授乳回数、授乳時間は測り知れず。

今でも、授乳中の幸福タイムはかけがえのない時間だったなと思います。

 

息子に一年間、栄養と水分と安心を与え続けてくれたおっぱい。

吹き出すほど母乳を製造してくれた我がおっぱい様に感謝です。

 

断乳した後は母親側の身体的、精神的な負担が減り、

育児がぐっと楽になったと記憶しています。

それに、辛い断乳を乗り越えて、息子も大きく成長していたのかもしれませんね。

 

 

 

「漫画に描いて記録するブログ」と題しておきながら、

5記事目にしてまさかの文メインになってしまいました。

4コマにまとめることが出来ず。

でも、断乳の記事だけは書いておきたかったのです。

また次からは4コマ漫画で描いていきたいと思います。

 

以上です!ありがとうございました。